10月2日は、先輩が会長をつとめるジムの選手と、友達が会長をつとめるジムの選手がメインイベントで闘うはずの興行でした。先輩のジムの選手は世界4団体全てでランキングの上位に入り、勝てば次は間違いなく世界戦。友達のジムの選手は強打が売り物の新鋭で、抜群のセンスの持ち主です。片方に肩入れできないものの、私は大変楽しみにしていた試合でした。
しかし・・。
前日の夕方に片方の選手が計量オーバーで失格となり、試合が中止になったとの知らせが入ってきました。はじめは半分信じられないでいたのですが、夜になり、当事者や一緒に観戦するN女史からも中止のメールが入ってきました。試合中止の知らせは「怪情報」ではなく「本当」だった訳です。
メインは中止になりましたが、その日の興行は壮絶を極めました。KO続出、セミファイナルも流血でストップになり、後楽園ホールに来た方々は充分ボクシングを堪能できたのではないでしょうか。
中止になったカードは、この先より大きな舞台で、対戦が実現してほしいと思います。選手の皆様、両会長、本当にお疲れ様でした。
2015年10月04日