一般の新聞にも記事が掲載されましたので、ご存知の方も多いかと思います。余命宣告をされていた女性講談師・神田紅葉さんが先日お亡くなりになりました。
5月には荻窪で、病と闘っているとは思えないほど20分以上の素晴らしい公演を果たされ(その模様は、フジテレビのお昼の人気番組『バイキング』でもとりあげられました。)、その公演の時に「11月に再び皆様の前で講談を披露します。」と言っておられました。私も「紅葉さんならきっと11月にもお会いできるはず。」と思っていたので大変残念です。
紅葉さんと(共通の友人の)山口真理子さんと私は、26年前に池袋の簿記学校で知り合いました。3人共日商簿記の1級を取得した後は、山口さんはご主人が経営する歯科医院を手伝い、私は税理士を目指し、紅葉さんはしばらく会計事務所で働いておられましたが、50歳で講談の道に入りました。それぞれ別の道を歩むことになりましたが、年に2回は会って食事をしたり、紅葉さんが高座に上がれるようになると山口さんと私は演芸場に紅葉さんの講談を聞きに行きました。
私が独立した時(当時は勉強部屋を改造しただけの、今考えれば『事務所』と呼ぶには恥ずかしいものでしたが。)には紅葉さんと山口さんはお祝いを持ってウチに遊びに来てくれました。それから間もなく「身体の調子がおもわしくない。」という事を聞いていましたが、こんなに早く亡くなるとは・・・。曲がったことが大嫌いで何事も真面目に前向きに取り組んでいた紅葉さん。心よりご冥福をお祈りいたします。
2017年07月29日
