今日は井上選手の試合です

25 5月

今日は、日本ボクシング界の最高傑作と言われるモンスター・井上尚弥選手の世界タイトルマッチが行なわれます。勝てば3階級制覇の偉業を達成することになりますが、私は案外苦戦するのではないかと思っています。

その理由は10センチ以上と言われる身長差で、井上選手は、それほど高い位置からパンチを放つ相手との対戦は初めてだと思います。対策をしてくるとはいえ、試合用の薄いグローブで高い位置から振り下ろされるパンチを何発も受けてしまうといくら井上選手でもキツイのではないかと思うのですが。(相手は長身で強いチャンピオンだけに、井上選手がもし危なげなく勝てば本物の怪物です。)

明日の新聞で、『井上、楽勝』よりも『井上、激闘を制す』という見出しの試合内容(偶発的なパンチで終わるのではなく、お互いの長所を存分に発揮した上での決着)を期待しています。

田口選手は残念でしたが

21 5月

昨日、大田区体育館で行われたダブル世界タイトルマッチの結果です。京口選手は防衛に成功しましたが、田口選手は僅か1ポイント差(ジャッジ3人共)で敗れてしまいました。結果は残念ですが、終盤の強さは全く衰えていませんのでしっかり休養をして、より強くなってリングに戻ってきてほしいと思います。また、考え方によっては防衛戦に縛られる事なく、2階級制覇や他団体のタイトル挑戦など選択肢は広がったとも考えられます。私は、田口選手が現役を続ける限り今後も応援させていただきたいと思います。その他の選手の結果は、佐々木選手KO勝ち、荒川選手は引き分けでした。

余談ですが、昨日のMVPは何といってもワタナベ会長だと思います。田口選手が最終ラウンドにダウンを奪うもレフェリーがスリップダウンとして試合は判定にもつれ込みました。新人のレフェリーでもしてはいけないミスジャッジを昨日のレフェリーはしてしまった訳です。テレビには映っていませんでしたが最終ラウンド終了後、ワタナベ会長はリングに上がりレフェリーに猛然と抗議をしました。観客席からも「いいぞ、会長。」とか「会長、もっとやれ。」という声が飛び、『会長コール』までおこりました。(ボクシング観戦歴40年近くになりますが、会長コールは初めて聞きました。)そして須藤リングアナウンサーから「最終ラウンドは正式なダウンとして、採点の集計をし直します。」とアナウンスされると場内に大歓声がおこりました。ワタナベ会長の抗議が認められた訳です。田口選手が敗れたという事は残念でしたが、ワタナベ会長のおかげで(ミスジャッジの)不満が解消され、私は意外とスッキリした気持ちで試合会場を出る事ができました。

必勝!ワタナベジムの選手達!!

19 5月

明日は大田区体育館で田口選手、京口選手の世界タイトル防衛戦と荒川選手のアジアパシフィックタイトルの防衛戦、期待の新鋭・佐々木選手(私と同郷の岩手県盛岡市出身)の試合が行なわれます。是非、4人共勝ってもらって、田口選手、京口選手は他団体のタイトルや2階級制覇を目指していただき、荒川選手は世界再挑戦、佐々木選手は今年中に日本タイトルに挑戦してもらいたいと思います。

行ける方は試合会場で、残念ながら行けない方はテレビの前で応援を、どうか宜しくお願いいたします。余談ですが、今日の夕方、TBSの『バースデイ』という番組で田口選手の特集を放送するみたいです。

土日は水戸で過ごしました

14 5月

昨日は、水戸でボクシング興行があったため、一昨日の夕方から水戸に行っていました。

地方で頑張るウチの顧問先ジムからも二人出場し、1勝1敗でした。デビュー戦の選手は残念ながら負けてしまいましたが、昨年の東日本新人王準優勝者・池上選手は判定勝利し、あと1勝でA級ボクサーになれるところまでになりました。

ボクシング興行も素晴らしかったのですが、水戸では多くの方々にお世話になりました。ホテルから試合会場まで送ってくださった中島俊一先輩とその関係者の方。「遠くから来たのだから。」と言って(昨日の水戸興行の)主催会社社長と私に食事の席を用意してくださった地元の会社社長(約1ヶ月に品部選手が3年半振りの勝利をした時に一緒に応援していた方です。)。その社長の行きつけのバーのマスターとお客様の方々。水戸では楽しい時間を過ごすことができ、いい気分転換になりました。(皆様、本当にありがとうございました。)

今月は、20日の田口良一選手の世界タイトルマッチは観戦に行きますが、その日以外は仕事中心の日々を過ごすことになりそうです。

副校長との出会い

11 5月

前回書かせていただいた副校長(以下も『副校長』とします。)とは、24歳の時に友達に連れて行ってもらった東洋大学の文化祭で知り合いました。私はその時はラーメン屋の経営から退き、簿記の勉強をしようとは思っていたものの実行には移せずモヤモヤしていました。同学年の副校長は、大学卒業後就職した病院を辞め、教師を目指して浪人していました。(つまり『夢みるプータロー』がふたり出会った訳です。)

その後、励まし合える友達として付き合いが始まりました。私が副校長と知り合った直後に始めた簿記の勉強で、20歳代で取得したものは日商簿記の2級と1級だけ(税理士試験の合格科目はありませんでした。)でしたが、副校長は(20歳代で)教職に就くことができ、結婚もして一戸建ての家も手に入れ理想の人生を歩んでいきました。

お互いを知ったのは先にも書いた通り24歳のときでしたが、実は副校長とはお互い後で驚いた『ニアミス』がありました。それは、私がファミレスを早々に辞め、初めてラーメン修行をしたのが宮城県柴田郡の店舗で、当時その近くにある大学の3年生だった副校長はよくその店に食べに来ていたそうです。(もしかして私が接客をしたり、私が作ったラーメンを食べていたかも知れません。)その修行先ラーメン店に夕方からアルバイトに来ていた(副校長と同じ大学で同じ年の)I君の事も副校長はよく知っていました。ちなみに、そのお店の店長からI君は何をやっても褒められていましたが、私は叱られてばかりでした。

先日副校長と会った時も前半はパワハラ、セクハラ問題の顛末の話をしましたが、後半は宮城県柴田郡時代の懐かしい話や、お互いの今後の目標などの前向きな話をすることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。帰り際、副校長は俳優の野村宏伸と高校の同級生だそうで「奴はドラマの中の教師だけど俺は本当の教師だぜ。」と言って帰って行きました。私は副校長ほどバランスのとれたいい先生はいないのではないかと思っています。

プロフィール

吉嶋丈人 吉嶋税務会計事務所
所長プロフィール

元ヨネクラボクシングジム4回戦ボーイ。20歳で専門学校卒業、22歳の時、横浜でラーメン店をオープンさせる。その時出会った税理士にあこがれ、24歳になる直前に店を他人に譲り、簿記の勉強を始める。その後20余年の勉強と15年以上の実務を経験。20代の頃は(当時最強といわれた)ヒクソン・グレイシーに挑戦した日本人選手のスパーリングパートナーを務めた経験あり。 現在は本業の合間にボクシングトレーナーの修行中。

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